ブロッコリー 栄養

ブロッコリーは栄養素の宝庫

ちょっと苦くて苦手、という方もいるかもしれませんが、ブロッコリーはアメリカでは「健康の象徴」として広く知られており、ビタミンCやビタミンE、ビタミンB群をはじめとして非常に多くの栄養素を含んだ野菜です。他にもブロッコリーには肌や髪の毛を健康に保ち、ビタミンAにもなるベータカロテン、皮膚や粘膜を強くする葉酸、善玉コレステロールを増やすクロロフィル、紫外線から目を守るルテイン、抗酸化作用を持つセレン、腸内の悪玉菌を減らす効果があると言われる食物繊維、さらにはカルシウムやカリウム、鉄、マグネシウム、亜鉛、クロムといったミネラル分まで含んでいるのです。

 

そしてがん予防に効果があると言われている「スルフォラファン」という成分(フィトケミカルの一種)なども含まれているため、がん予防への効果も期待されています。

 

このように様々な栄養素が含まれているブロッコリーですが、最近の研究によってさらに「ブロリコ」という成分が抽出されることが分かりました。

 

ブロリコとは?

ブロリコは東京大学とイマジン・グローバル・ケア株式会社の研究によって最近になって発見された成分です。この成分は普通にブロッコリーを食べても摂取できない栄養素で、特殊な技術で抽出・生成することによって初めて摂取することが可能となる成分。その抽出方法は特許出願中なのだそうです。このブロリコという成分は免疫力を高め、体内のNK細胞を活性化する働きを持っています。

 

こうした働きはブロリコの中に含まれる「βグルカン」の働きによるものだと考えられています。βグルカンというとアガリクスやメシマコブといったキノコ類に多く含まれており、がん予防の効果が期待できることが良く知られていますね。ブロリコはこのβグルカンを豊富に含み、その含有量はアガリクスなどと比較しても55倍にもなるという事が研究によって明らかになりました。

 

最近では「免疫」に関係する症状(アトピーや花粉症などのアレルギー症状)に悩んでいる方も少なくありません。また、「がん」は誰にでも起こりうるという点で、いかに予防するかは多くの人にとって重要なことになるかと思います、免疫力アップ、がん予防という観点から、ブロッコリーの新成分「ブロリコ」は注目されているのです。

 

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ローマの食卓にも並んでいた?

ブロッコリーはアラブナ科の植物で、実は「ケール」が起源の野菜です。ケール自体も青汁などでご存知の方も多いかと思いますが、その仲間に当たります。ちなみにカリフラワーやキャベツなども同様ですね。ローマ人やギリシャ人も、健康のためにこのケールを食べていたことが知られており、数千年前から「健康に何かしらの効果が期待できる」ことが分かっていたことが伺えます。余談ですが、ローマの上流階級(つまり裕福な方たち)は食事においてカロリーよりも消化が良いもの、利尿作用を持つような食物を好んで食べていたそうです。そんな食文化の中で、ケールは重宝されていたのでしょう。その後ケールは16世紀ころからヨーロッパ諸国に広まり、日本には明治時代に「西洋の野菜」として入ってきています。

 

しかし、当時はほとんど普及しなかったようです(汗
もしかすると口に合わなかったのかもしれませんね(汗

 

そんなブロッコリーが注目を集めるようになったのはなんと昭和50年代になってから。栄養意識への高まりの中、ブロッコリーに含まれる豊富な栄養素が知られるようになり、一般の食卓でも見られるようになり、なじみのある野菜となりました。常にストレスにさらされ、食生活が乱れがちな今の日本人にとって、ブロッコリーに含まれる様々な栄養素は健康を維持していく上でもとても重要です。「普段あんまり栄養のバランスが良くないかも・・・」という方はブロッコリーを食べる習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか?